現代外国人名録2016 「マイ・キエウ・リエン」の解説
マイ・キエウ・リエン
Mai Kieu Lien
- 職業・肩書
- 実業家 ベトナム・デイリー・プロダクツ(ビナミルク)会長・CEO
- 国籍
- ベトナム
- 生年月日
- 1953年9月1日
- 出生地
- フランス・パリ
- 学歴
- レニングラード大学(経営管理学)
- 受賞
- 第二級勤労メダル〔2001年〕,イノベーション時代の勤労英雄賞〔2005年〕,第一級勤労メダル〔2006年〕,日経アジア賞(経済・産業部門,第20回)〔2015年〕
- 経歴
- 旧ソ連のモスクワの大学で乳製品、肉の加工について勉強し、ベトナム戦争終結翌年の1976年に卒業後、ベトナムに帰国。菓子や牛乳工場の技師を経て、’84年当時国営だった南部コーヒー乳業(現・ベトナム・デイリー・プロダクツ,通称・ビナミルク)に技術者として入社。その後、レニングラード大学で経営管理学を学び、同社幹部への地歩を固めた。ビナミルク副社長を経て、’92年社長に就任。2003年ビナミルクが株式化された際、役員会会長兼CEO(最高経営責任者)となる。2006年より本格的な酪農を始めると、品質にこだわった製品で消費者の信頼を得、同国の食品メーカーで最大、上場企業で時価総額2位の優良企業となった。2008年には政府から商工省副大臣を打診されたが辞退。2012年より毎年、米経済誌「フォーブス」が発表する“アジアで最も影響力のある女性企業家50人”に選出されている。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報