デジタル大辞泉 の解説 マイクロカロリーメーター(microcalorimeter) X線などの光子が物体に吸収されたときのわずかな温度上昇から、X線のエネルギーを正確に測定する検出器(カロリーメーター)。X線を吸収する素子を極低温に保ち、温度変化により超伝導から常伝導へ遷移する際の急激な抵抗値の変化を利用することで、非常に高いエネルギー分解能が得られる。X線天文衛星の観測機器に利用される。微少熱量計。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例