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熱量計 ねつりょうけい calorimeter

翻訳|calorimeter

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熱量計
ねつりょうけい
calorimeter

比熱潜熱転移熱,反応熱などの熱量の測定計器。熱量計には次の各種がある。 (1) 熱容量と温度が既知である系に温度が既知の試料物体を入れ,両者の混合系の平衡温度を測定し,これらから熱量を算出する。

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デジタル大辞泉の解説

ねつりょう‐けい〔ネツリヤウ‐〕【熱量計】

熱量を測定する装置。熱容量のわかっている物質に、測定する物質の熱を吸収させて測定する水熱量計・金属熱量計など。比熱潜熱反応熱などの測定に使用。カロリーメーター。

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百科事典マイペディアの解説

熱量計【ねつりょうけい】

カロリーメーターとも。熱量を測定する装置。比熱潜熱反応熱などの測定にも使う。熱容量のわかっている物体の温度変化を測定する水熱量計,ボンベ熱量計(高圧酸素をつめた密閉容器中で試料を完全燃焼させ,発生した燃焼熱を水熱量計で測る),潜熱のわかっている物体が状態変化した量を測定する氷熱量計,蒸気熱量計などがある。

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栄養・生化学辞典の解説

熱量計

 →カロリメーター

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世界大百科事典 第2版の解説

ねつりょうけい【熱量計 calorimeter】

カロリーメーターともいう。熱量を測定する装置の総称。測定の方式によって二つに分類される。(1)熱容量のわかっている物質の温度変化から測定するもの。これには水熱量計,金属熱量計などがある。(2)潜熱のわかっている物質の質量あるいは体積変化から測定するもの。これには氷熱量計,蒸気熱量計がある。 (1)では温度変化の測定が重要な問題で,ベックマン温度計抵抗温度計などの精密級温度計が用いられる。固体・液体物質の燃焼熱の測定に使用されるボンベ熱量計(あるいはボンブ熱量計)も水熱量計の一種である。

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大辞林 第三版の解説

ねつりょうけい【熱量計】

熱量を測定する装置。水熱量計や金属熱量計のように熱容量が既知である物質を利用する方式、氷熱量計のように潜熱が既知である物質を利用する方式など種々ある。反応熱・潜熱・比熱などの測定に用いる。カロリメーター。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

熱量計
ねつりょうけい
calorimeter

熱量を測定する装置で、比熱、潜熱、反応熱などの測定に用いられる。カロリーメーターともいう。
 測定系に圧力変化のない定圧熱量計と、密閉容器のように圧力変化はあっても一定容積のもとで測定が行われる定容熱量計に分類される。気体の燃焼熱を測定する炎熱量計は前者に属し、液体および固体燃料の発熱量を測定するのに広く用いられるボンブ熱量計は後者に属する。[成澤芳男]

測定原理による分類とその改良型

熱量計は測定原理の違いにより次の3種に大別される。(1)試料のもつ熱量または試料の反応により発生した熱量を、熱容量既知の物体と混合してその温度上昇を測定するもの(金属熱量計、液体熱量計、炎熱量計、流水熱量計、ボンブ熱量計)。(2)試料の熱量を潜熱既知な、たとえば氷と水の二相平衡系に吸収させ、その相変化した量を測定するもの(氷熱量計、蒸気熱量計)。(3)試料に一定量の電気エネルギーを加え、試料の温度変化(比熱の場合)、相変化量(潜熱の場合)を測定するもの(流動熱量計)。
 (1)のものでは温度変化の測定がもっとも重要で、そのためベックマン温度計、熱電対(つい)または抵抗温度計などの精密温度計が用いられる。加熱と温度測定を電気的に行う各種の電気熱量計が知られているが、電気熱量計が精度はもっとも高い。
 熱量測定においては、熱量計の温度変化に伴って熱量が外部に漏出し、誤差の原因となるので種々の改良が行われている。これには、(4)熱量計の周囲を金属製の円筒または氷槽にて断熱シールドし、熱量計の温度変化に応じ断熱シールドの温度を調節して熱量計と等しい温度に保ち、熱量計から熱が漏出しないようにするもの(断熱熱量計)。(5)電気的な方法で、試料の発生する熱量と大きさが等しく符号反対の熱を発生させ、熱量計を一定温度に保ち、一方、熱量計の周囲も一定温度に保って熱量計からの熱の出入りを防ぐもの。最近は吸熱の反応熱測定にこれを適用しているものが多い。(6)まったく同じ材料で二つの熱量計をつくり、一方で熱量未知の反応をさせ、他方で電気的エネルギーを加えて二つの熱量計をつねに同一温度に保ち、電気的エネルギーの量から熱量を測定するもの(双子型(ふたごがた)熱量計)。
 以上の熱量計のうち、(2)、(5)を等温熱量計と総称し、(6)を除くほかのものを非等温熱量計という。[成澤芳男]

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世界大百科事典内の熱量計の言及

【放射計】より

…温度上昇の測定には熱による起電力の発生を利用した熱電対,または熱による板の電気抵抗の変化を利用したボロメーターの原理を利用する。また,放射照度の測定でなく,例えばレーザーのパルスのような短時間の発光の,初めから終りまでの全エネルギーを測定する形式のものもあり,これは一種の熱量計である。【大場 信英】。…

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