現代外国人名録2016 「マウン・ミン・ニョウ」の解説
マウン・ミン・ニョウ
Maung Min Nyo
- 職業・肩書
- 民主化運動家 国際労働組合総連合ヤンゴン事務所副所長,在日ビルマ人協会名誉会長
- 国籍
- ミャンマー
- 生年月日
- 1948年
- 出生地
- ビルマ・マンダレー(ミャンマー)
- 学歴
- ラングーン大学理学部〔1971年〕卒,名古屋大学大学院法学研究科〔2000年〕博士課程修了
- 学位
- 農学博士(名古屋大学)
- 経歴
- 1967年ネ・ウィン将軍の軍政に反発してビルマ共産党に入る。党内の混乱に失望し、半年で政治活動と手を切るが、’74年ウ・タント国連事務総長死去の際のデモを見物していたところを逮捕され2ケ月獄中に。’78年政治運動をしているとにらまれ再逮捕され1年半の刑務所生活。’81年来日、2年間自動車修理工をしてお金を貯めた後、名古屋大学大学院に入学。農学部博士課程でサカナの脳生理を研究していた’88年9月、在日ビルマ人約200人が集まって母国の民主化に連帯する在日ビルマ人協会を発足することになり、同協会会長に就任。のち名誉会長。2001年よりビルマ日本事務所事務局長。2012年8月ミャンマー政府がブラックリストの解除を発表。同年12月31年ぶりに帰国、国際労働組合総連合ヤンゴン事務所副所長に就任。共著に「母と子でみる日本からみた祖国ビルマ」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報