最新 地学事典 「マガディーアイト」の解説
マガディーアイト
magadiite
化学組成Na2Si14O28(OH)2・8H2Oの鉱物。直方晶系,空間群F2dd,格子定数a1.05035nm, b1.00262, c6.19608, 単位格子中に8分子含む。軟らかいパテのように可塑性のある層状。白色,半透明。合成物の計算比重2.17。薄片では無色,屈折率β~1.48, 二軸性。ケニアのMagadi湖のシルト層中に産するほか,米国オレゴン州などの塩類堆積層や泥層を切る脈としても産する。ナトリウムとシリカに富むアルカリ性の環境下で沈殿し,続成作用が進むと水分とナトリウムを放出してSiO2鉱物に変化。名称は原産地に由来。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

