マギステル・オフィキオルム(その他表記)magister officiorum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マギステル・オフィキオルム
magister officiorum

ローマ帝政後期の官職コンスタンチヌス1世 (大帝)によって創設された。帝国郵政を監理し,書記たちに監察権を行使し,また帝国の武器工場を監理し,皇帝親衛隊の長官も兼ねた。東ローマ (ビザンチン) 帝国では国境軍をも監察し,宮廷文官に広範な司法権をもつなど絶大な権力を掌握した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 大帝

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む