日本大百科全書(ニッポニカ) 「マクシンスキ」の意味・わかりやすい解説 マクシンスキまくしんすきKornel Makuszyński(1884―1953) ポーランドの作家。詩、小説、評論と多彩な活動をした。1926年、愛国詩集『祖国の歌』(1924)で国家文学賞を受けた。もっとも成功したのは児童作家としてで、漫画化された幼年向けの作品『まぬけやぎのぼうけん』(1933)から長編ファンタジー『月をぬすんだ二人』(1928)、自伝小説『純情だった頃(ころ)』(1925)、少女小説『みなし児(ご)バーシャ』(1936)など幅広く多作で、今日でも根強い人気を得ている。[内田莉莎子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例