マクロウケニア(その他表記)Macrauchenia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクロウケニア」の意味・わかりやすい解説

マクロウケニア
Macrauchenia

絶滅した哺乳類の滑距目マクロウケニア科の代表属。ミズラクダともいう。体長約 3m。滑距目は南アメリカにおいて髁節目から発し,奇蹄類のような位置を占めて発展したもので,マクロウケニア科には古第三紀漸新世,新第三紀中新世に出た属もある。この属は第四紀更新世に生きていた絶滅属で,頸が長く,ラマ様の体形をし,吻部が長い。鼻孔頭頂にあって,しかも大きいところから,水中を歩き回った湿地の獣とされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む