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中新世 ちゅうしんせいMiocene Epoch

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中新世
ちゅうしんせい
Miocene Epoch

地質時代の年代区分の一つで,新生代に属する新第三紀の最初の。約 2303万年前から約 533万3000年前の期間にあたる。この時代の地層は日本では分布が広く,各種の化石に富み,石油,石炭の主要産出層準になっている。

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デジタル大辞泉の解説

ちゅうしん‐せい【中新世】

地質時代の区分の一。新生代新第三紀を二分した場合の初めの時期。2400万年前から510万年前まで。東北日本にはこの時代の地層が広く分布。

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百科事典マイペディアの解説

中新世【ちゅうしんせい】

新第三紀を2分した場合の初めの地質時代名。2330万年前から520万年前まで。ライエルがフランスのツールネー,ボルドー等に発達する含貝化石層を模式として与えた名前。
→関連項目オレオピテクス第三紀デスモスチルスバルキテリウムマストドンメガテリウムメリキップスラマピテクス

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうしんせい【中新世 Miocene】

地質時代の区分の一つ。新生代第三紀の最後から2番目の世で,約2500万年前から500万年前までの時代。この時代は世界中で海が広がった海進期で,化石の多い海成層が各地に広く分布する。イランカリフォルニア,日本などの石油はこの地層中に含まれる。中新世には現代の哺乳類近縁なものが急激にふえ,大型の有蹄類食肉類が出現した。中新世初期の短期間に,著しい温暖期があったが,その後の気候は現在とほぼ同様とされている。

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大辞林 第三版の解説

ちゅうしんせい【中新世】

地質時代の新生代新第三紀を 2 分した時の古い方の時代。今から約 2300 万年前から 533 万年前までの期間。 → 新第三紀鮮新世

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中新世
ちゅうしんせい
Miocene

地質時代の時代区分の一つで、新生代の新第三紀を二分したときの初めの時期。およそ2303万年前から533万3000年前までの時代をいう。中新世に形成された地層を中新という。ヒマラヤ―アルプス山脈は中期から後期にかけてもっとも激しい隆起を行っている。それに伴って、膨大な火山岩の噴出があった。気候は、中期初頭(1650万年前ごろ)に世界的な温暖期があり、世界的に明瞭(めいりょう)な海進期(高海面期で、海が内陸まで進入した)にあたる。その後は寒冷化する。現在と共通する動物の種は前の漸新世に比べてかなり増加し、この時代から生物界は現代化したといえる。[山口寿之]

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