マジェンタ・ソルフェリーノの戦い(読み)マジェンタ・ソルフェリーノのたたかい(その他表記)Magenta

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

マジェンタ・ソルフェリーノの戦い
マジェンタ・ソルフェリーノのたたかい
Magenta

イタリア統一戦争中の1859年,サルデーニャフランス連合軍がオーストリア軍に勝った戦い
マジェンタ・ソルフェリーノは北イタリア地名。6月4日のマジェンタの戦いでは,フランスの将軍マクマオンの活躍などでオーストリアが敗北。20日後には,ソルフェリーノでも会戦し,ここでもオーストリア軍が破れた。しかし,ナポレオン3世は,サルデーニャの強大化を恐れ,プロンビエールの密約を破ってオーストリアとヴィラフランカの和約を締結,サルデーニャを裏切った。このためサルデーニャはロンバルディアを得るにとどまった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む