日本大百科全書(ニッポニカ) 「マタバヌ火山」の意味・わかりやすい解説 マタバヌ火山またばぬかざんMatavanu 南太平洋中部、サモアのサバイイ島北東部にあるアルカリ橄欖(かんらん)石玄武岩の成層火山。標高708メートル(650メートルとする記録もある)。1905年に山頂や山腹(割れ目)で大噴火し、溶岩流は諸村落や農地を破壊、12キロメートル先の海に達し、津波も発生した。噴火活動は1911年に終息。[諏訪 彰] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例