マハーニルバーナ・タントラ(読み)マハー・ニルバーナ・タントラ(英語表記)Mahānirvāna-tantra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マハーニルバーナ・タントラ
マハー・ニルバーナ・タントラ
Mahānirvāna-tantra

ヒンドゥー教,左道シャクティ派のサンスクリット語による宗教文献。法典性格ももつ。 18世紀後半に書かれたとされるが,作者は不詳。伝統的思想を継承しつつも近代性を示していることから,改革思想家ラーム・モーハン・ローイや宗教家ビベーカーナンダなどに影響を与え,インド近代思想の先駆として注目される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android