マメザトウムシ(読み)まめざとうむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マメザトウムシ」の意味・わかりやすい解説

マメザトウムシ
まめざとうむし / 豆座頭虫
[学] Caddo agilis

節足動物門クモ形綱ザトウムシ目マメザトウムシ科に属する陸生動物。多くのザトウムシと異なり、眼丘(がんきゅう)と目が巨大で頭胸部大半を占め、非常に奇妙な外観を呈し、現在、3種が北アメリカ、メキシコ、日本に隔離分布しているが、このことは動物地理学上、興味深いことである。体長2.5ミリメートル内外、脚長7~11ミリメートルの小形種で、体の背面黄褐色で下面は薄黄色。日本産の種は西日本の原生林にすみ、樹幹をすばやく走り、落ち葉やコケの中でもみられる。

[森川国康]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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