マラ州(読み)マラ(その他表記)Mara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マラ州」の意味・わかりやすい解説

マラ〔州〕
マラ
Mara

タンザニア北部の州。北はケニア,西はビクトリア湖に接する。 1963年発足。州都ムソマ。州域の大部分標高 1100~2000mの高原サバナで,人口はビクトリア湖付近に集中し,綿花トウモロコシ,コーヒー,ナンキンマメ,米,ゴマなどを産する。ツェツェバエが広範に生息するが,ウシヤギなどの遊牧も盛ん。ビクトリア湖では漁業が重要。南部と東部はセレンゲティ国立公園の一部で,観光客が訪れる。北部に金鉱があり,特にキアバカリ鉱山はタンザニア随一。面積1万 9566km2。人口 97万 942 (1988) 。

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