20世紀西洋人名事典 「マリアンネウェーバー」の解説
マリアンネ ウェーバー
Marianne Weber
1870 - 1953
ドイツの婦人運動指導者。
ドイツ婦人協会連合(BDF)会長。
地方の名家に生まれ、ハノーヴァー、ベルリンで高等教育を受ける。1893年マックス・ウェーバーと結婚し、夫の影響下で哲学、歴史、特に婚姻法の歴史を研究し「法制史上の妻と母」を著す。1919〜’23年ドイツ婦人協会連合会長となりブルジョワ婦人運動を指導し家父長的な婚姻法を批判し女性の権利拡大と社会的地位向上に努めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報