20世紀西洋人名事典 「マリーブレーゲンダール」の解説
マリー ブレーゲンダール
Marie Bregendahl
1867 - 1940
デンマークの作家。
西ユトランド生まれ。
郷土色の濃い作家で、貧しい農漁村民を深い愛情をもって描いた。1902年処女作「仕立屋ラルスの病床にて」を発表し、’12年「死の夜」で名声を得た。最も成功したのは6巻の連作「セーダルの民の生活の諸景」(’14〜23年)。一時詩人のオーケアと結婚したが、まもなく離婚。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報