マルティノフ(読み)まるてぃのふ(その他表記)Леонид Николаевич Мартынов/Leonid Nikolaevich Martïnov

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マルティノフ」の意味・わかりやすい解説

マルティノフ
まるてぃのふ
Леонид Николаевич Мартынов/Leonid Nikolaevich Martïnov
(1905―1980)

ロシアの詩人。シベリアに生まれる。初め新聞記者として各地を旅行し、ルポルタージュを書く。『詩と叙事詩』(1939)でデビュー、清新な叙情で注目されたが、第二次世界大戦後ジダーノフ批判のあおりで沈黙するに至る。「雪どけ」後は自由派の最前線の詩人として活躍した。『詩集』(1957)は叙情性と物語性の緊密な結合を示す。その後も『双曲線』(1972)、『嵐(あらし)の交点』(1979)などの詩集を発表。

[工藤正広]

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