ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルティンガルシア島」の意味・わかりやすい解説 マルティンガルシア島マルティンガルシアとうIsla Martín García アルゼンチンとウルグアイにはさまれたラプラタ川と呼ばれる大三角江の最奥部,パラナ川とウルグアイ川の合流点近くにある島。ブエノスアイレスの北約 50km,ウルグアイ側の岸から約 3kmのところに位置する。面積約 2km2の花崗岩の小島であるが,大西洋からラプラタ川を経てパラナ,ウルグアイ両川を遡航する船舶の航行管制基地として重要。 1814年アルゼンチン軍がスペインから奪取。 79年対インディオ戦争での捕虜が埋葬されたほか,アルゼンチン大統領イリゴイェン,ペロン,フロンディシなどの流刑地として利用された。現在アルゼンチン領としてブエノスアイレス州に編入され,同国の軍事基地がおかれているが,ウルグアイも領有を主張している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by