日本大百科全書(ニッポニカ) 「マンギシュラク半島」の意味・わかりやすい解説 マンギシュラク半島まんぎしゅらくはんとうМангышлак/Mangïshlak カスピ海北東岸の半島。カザフスタン共和国南西部のマンギスタウ州Mangistau,Mangghystaūに属する。中央部は標高556メートルの山地となっているが、それを取り囲むようにいくつかの窪地があり、最低点は海面下132メートルに達する。全般に乾燥し、砂漠と草原に覆われている。北部で燐(りん)鉱が、南部で石油が採掘されている。中心都市はマンギスタウ州の州都でカスピ海に臨むアクタウAqtau(人口14万3400、1999)。[宇根 寛][参照項目] | カスピ海 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例