マントルダイアピル(読み)まんとるだいあぴる

最新 地学事典 「マントルダイアピル」の解説

マントルダイアピル

mantle diapir

流動化したマントルかんらん岩のダイアピル。マントル内でのマグマ形成メカニズムの一つ。アセノスフェア内や下部マントルで温度の上昇によって体積が膨張した部分が浮力によって上昇する。上昇にしたがって圧力の減少により部分溶融しマグマを生じる。そのためさらに体積が膨張し,半固結状態のマントルダイアピルが形成される。熱対流をもたらす大規模なものはマントルプルームと呼ばれる。

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参照項目:ダイアピル
参照項目:マントルプリューム

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小松

世界大百科事典(旧版)内のマントルダイアピルの言及

【ダイアピル】より

…岩塩ドーム以外のダイアピルとしては,ケツ岩ダイアピルshale diapir,花コウ岩ダイアピルgranite diapir,片麻岩ドームgneiss domeなどがあり,いずれも地殻中に発生する密度の逆転によって形成されるものと考えられている。また,大規模な地殻運動の原因として,下方から地殻の下底を突き上げるマントルダイアピルmantle diapirの役割を強調する考えもある。【植村 武】。…

※「マントルダイアピル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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