知恵蔵mini 「マークII・マークX」の解説 マークII・マークX トヨタ自動車が発売したセダンタイプの車種。1968年に「トヨペット・コロナマークⅡ」として生産を開始し、のちに単独の「マークII」という名称になった。モデルチェンジを繰り返すごとに大型化と高性能化が進み、80年代には高級車を志向するハイソカーブームの代表格として大ヒットを記録。高いデザイン性と、当時の最先端技術が搭載されたことが人気の要因で、最も多い月で2万5000台以上を売り上げた。2004年には次世代モデルとして「マークX」の名称になったが、ワンボックス車やSUVの人気に押されて徐々に販売台数が低迷。18年の販売台数は約3900台で、19年に生産を終了した。 (2019-12-26) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報