現代外国人名録2016 「マーティンパー」の解説
マーティン パー
Martin Parr
- 職業・肩書
- 写真家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1952年5月23日
- 出生地
- サリー州エプソン
- 学歴
- マンチェスター・メトロポリタン(ポリテクニック)大学写真学科〔1973年〕卒
- 受賞
- 日本写真協会賞国際賞(2008年度)〔2009年〕
- 経歴
- 大学で写真を学び、英国各地で教鞭を執った後、写真家に。色や光が生き生きと定着するカラー写真の特質を使いこなした新しいドキュメンタリーのスタイル“ニュー・カラー・ジャーナリズム”の代表的な写真家として活躍。1994年マグナム・フォトの正会員になる。ニューヨークのMoMAをはじめ、ロンドン、パリ、東京の各美術館に作品がコレクションされる。2007年日本で初めて大規模な個展「FASHION MAGAZINE マーティン・パー写真展」を東京都写真美術館で開催。続いて「Paul Smith Ilford」展開催。写真集に「ラスト・リゾート」(1986年)、「コスツ・オブ・リビング」(’89年)、「Small World」(’95年)、「Common Sense」(’99年)など。また、学生時代から写真集のコレクションを始め、1万点以上を収集。2004年には“写真集で写真史を辿る”という著書「The Photobook:A History Ⅰ」を出版、2巻(2006年)ともども好評を博し、合わせて3万部以上を売り上げた。1960〜70年代の日本の写真集に強く魅了されて約1000点を所有、「The Photobook:A History Ⅱ」では「戦後日本」の章を設けて40点以上を紹介している。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報