ミッテンワルト(読み)みってんわると(その他表記)Mittenwald

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミッテンワルト」の意味・わかりやすい解説

ミッテンワルト
みってんわると
Mittenwald

ドイツ南部、バイエルン州、オーストリアとの国境近くにある町。人口約8500(1996)。ウェッターシュタイン山脈とカーウェンデル山脈間の鞍部(あんぶ)、イザール川の上流部に位置し、中世の通商路の要地であった。18世紀初期にバイオリン製作が家内工業として導入され、バイオリンの町として有名になった。重石(おもし)の置かれた杮葺(こけらぶ)きの屋根とフレスコ画の描かれた壁をもつ家並みが美しく、20世紀初頭以降、観光地としても知られるようになった。

[石井英也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む