ミトゥナ像(読み)ミトゥナぞう(その他表記)mithuna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミトゥナ像」の意味・わかりやすい解説

ミトゥナ像
ミトゥナぞう
mithuna

男女一組の性的結合を表現したインドのヒンドゥー教の彫刻や絵画。ミトゥナは本来,男女一対,のち男女一体を意味し,具体的には男女の性的結合の姿で表わされた。ヒンドゥー教ではシバ神とその神妃パールバティーが一体であることを示すため,シバ神に神妃が寄添う姿で表わされ,その形をミトゥナと称した。ヒンドゥー教遺跡の随所にみられるが,最も代表的なものはカジュラーホのミトゥナ像 (10~11世紀頃) とコナーラクのミトゥナ像 (13世紀頃) で,種々の姿態による男女合歓が大胆かつ露骨に表現されている。

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