随所(読み)ズイショ

デジタル大辞泉 「随所」の意味・読み・例文・類語

ずい‐しょ【随所/随処】

いたるところ。あちこち。「―に見られる光景
[類語]あちこちそこかしこここかしこあちらこちらおちこちそこここところどころ点点方方諸方各地各所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「随所」の意味・読み・例文・類語

ずい‐しょ【随所・随処】

  1. 〘 名詞 〙 いたるところ。あちこち方々。随地。
    1. [初出の実例]「随所(ズイショ)示願の誓ひ既に叶ふ」(出典太平記(14C後)一八)
    2. 「思ひつき次第に右し左すれば随処に吾等を満足さするものがある」(出典:武蔵野(1898)〈国木田独歩〉五)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐畏人詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「随所」の読み・字形・画数・意味

【随所】ずいしよ

随処

字通「随」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android