みなみのかんむり座
みなみのかんむりざ / 南冠座
夏の宵の南の空低く、いて座のすぐ南に接する小星座で、春の宵の頭上近くに見える北の「かんむり座」に対してこの名がある。小さな星を連ねて半円形を描く姿は小さいながらもよく目につき、すでに紀元前3世紀のギリシアの天文詩人アラトスも、北のかんむりとともに二つの冠として述べているほどである。星座絵には草花を束ねてつくった輪として描いているものもある。
[藤井 旭]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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みなみのかんむり座
みなみのかんむりざ
Corona Austrina
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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