ミヤマナルコスゲ(読み)ミヤマナルコスゲ(その他表記)Carex shimidzensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミヤマナルコスゲ」の意味・わかりやすい解説

ミヤマナルコスゲ(深山鳴子菅)
ミヤマナルコスゲ
Carex shimidzensis

カヤツリグサ科の多年草。アズマナルコスゲともいう。南千島,北海道から北九州および朝鮮南部にかけて分布し,山地の林下で多少湿ったところに生える。短い根茎があり,茎は細長く3稜があり,高さ 40~70cmぐらいになる。葉は軟らかく扁平で,縁はざらつく。初夏に穂を出し,雄花穂は1個頂生し,線形で 9cmあまりになり,雌花穂は下にあって,下垂する。雌花の鱗片卵形先端は短い芒 (のぎ) となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む