ミュンヒェン(その他表記)München

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ミュンヒェン」の解説

ミュンヒェン
München

南ドイツ,バイエルン中心的都市。古来交通の要衝として知られ,特に12世紀以来商業都市として繁栄すると同時に,南ドイツの文化的中心ともなった。ドイツ革命のときソヴィエト共和国の成立がこの地で宣言された(1919年)が,その反動も著しく,1923年11月にはヒトラー一揆を起こすなど,反動勢力巣窟となった。38年9月ズデーテン問題に関する四国協定がここで調印された。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android