共同通信ニュース用語解説 「ミンダナオ紛争」の解説
ミンダナオ紛争
フィリピンは国民の9割がキリスト教徒だが、南部ミンダナオ島の西部はイスラム教徒が多く、1970年代以降に分離独立運動が活発化した。十数万人が犠牲になった紛争の末、2014年に中央政府とイスラム最大勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)が自治政府樹立を柱とした包括和平に合意。自治政府は独自の議会を持ち、域内のイスラム教徒にはシャリア(イスラム法)が適用される。国旗と国歌に相当する旗と歌も制定する。(マニラ共同)
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