ミーナ(読み)みーな(英語表記)Mina

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミーナ」の意味・わかりやすい解説

ミーナ
みーな
Mina
(1940― )

イタリアカンツォーネ歌手。本名アンナ・マリア・マッツィーニAnna Maria Mazzini。北イタリアクレモナ生まれ。1958年、18歳でデビュー。デビュー当初から自由奔放な行動で注目され、終始ゴシップ欄をにぎわせた。叫ぶような唱法特色があり、「クレモナの牝虎(めとら)」というニックネームでよばれている。60年代はつねにヒットチャート上位を保ち、代表的なヒット曲に『月影ナポリ』(1959)、『砂に消えた涙』(1964)、『わかれ』(1965)、『グランデ・グランデ・グランデ』(1972)などがある。1978年のコンサートを最後にコンサートやテレビ出演などを行わなくなり、アルバム制作のみの活動が続いていたが、2000年以降は映像作品(スタジオ・ライブ)を発表し始めている。

[田井竜一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

20世紀西洋人名事典 「ミーナ」の解説

ミーナ
Mina


1940.3.25 -
イタリアのカンツォーネ歌手。
クレモナ(ロンバルディア州)生まれ。
本名Anna Maria〉 アンナ・マリア〈Mazzini マッツィーニ。
別名クレモナの牝虎(Tigre di Cremona〉。
1958年デビューし、叫ぶような独特のシャウト唱法で人気を集め、つねにヒットチャートの上位を保つ。「クレモナの牝虎」の愛称で呼ばれ、自由奔放な行動でゴシップをにぎわす。代表的なヒット曲に「月影のナポリ」(’59年)、「グランデ・グランデ・グランデ」(’72年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ミーナ」の解説

ミーナ

生年月日:1977年12月29日
平成時代の歌手

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android