むっちり(読み)ムッチリ

デジタル大辞泉 「むっちり」の意味・読み・例文・類語

むっちり

[副](スル)むちむち」に同じ。「むっちり(と)したからだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「むっちり」の意味・読み・例文・類語

むっちり

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
    1. 肌に張りがあって肉付きのよいさまを表わす語。むっつり。むつむつ。むちむち。
      1. [初出の実例]「前の様に、むっちりと肥へてか」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)上)
    2. むっつり[ 一 ]
      1. [初出の実例]「むっちりと燻んで、何もかも打っちゃってしまひたく思って居た心持が」(出典:微温(1909)〈水野葉舟〉二)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙むっつり[ 二 ]
    1. [初出の実例]「源吉はその時は何時ものむっちりにかへって、飯を食ひながらだまって聞いてゐた」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉七)

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