デジタル大辞泉
「むっつり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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むっつり
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① おし黙って、愛想のないさまを表わす語。むっちり。むつっと。むつむつ。むつり。
- [初出の実例]「顔を見合はしても緘黙(ムッツリ)と口を交(き)かずにゐた」(出典:くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉一)
- ② =むっちり[ 一 ]①
- [初出の実例]「ふっくりとした乳、むっつりした肩や股、其は奈何に美しい肉付であったらう」(出典:解剖室(1907)〈三島霜川〉)
- [ 2 ] 〘 名詞 〙 口数が少なく愛想のない人。むっちり。
- [初出の実例]「もともと口数の寡い、俗に謂ふ沈黙(ムッツリ)の方で」(出典:油地獄(1891)〈斎藤緑雨〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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