ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムラサキバレンギク」の意味・わかりやすい解説 ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)ムラサキバレンギクEchinacea purpurea キク科エキナケア属の多年草で,北アメリカに自生する。園芸上はエキナケアの属名で呼ばれることが多い。披針形で鋸歯のある葉が互生し,茎頂に直径約 10cmの頭状花を1つずつつける。中心部の筒状花は紫褐色で盛上がるようにつき,花弁状の舌状花は紫紅色で,満開時には下垂する。和名ではその様子が,まといの馬簾にたとえられた。草丈は 60~100cm。庭に植えたり,舌状花を取除いて切り花やドライフラワーにする。耐寒性が強く,じょうぶで育てやすい。日当りと水はけのよい環境を好み,過湿にすると根腐れを起すことがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by