馬簾(読み)バレン

デジタル大辞泉 「馬簾」の意味・読み・例文・類語

ば‐れん【馬×簾】

まとい周囲に房のように垂れ下げた、細長いラシャや厚紙、革などで作った飾り。
印刷で、点線の連続する罫線けいせん目次を組むときなどに使用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馬簾」の意味・読み・例文・類語

ば‐れん【馬簾】

〘名〙
① 纏(まとい)の飾りとして彩色した細長い紙や革などを長くたらしたもの。
随筆・古老茶話(1741頃)上「さしもののばれんは何をしたるものかしれぬ也」
歌舞伎の四天など衣服の裾や布などの周囲につけた房糸。
※歌舞伎・意中謎忠義画合(鳥目の上使)(1864)「幡連(バレン)附黒四天素綱一本差し」
③ 印刷罫線の一種で、点線の連続するもの。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「馬簾」の解説

馬簾 (バリン)

植物イネ科多年草ウシノシッペイ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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