現代外国人名録2016 「ムワイキバキ」の解説
ムワイ キバキ
Mwai Kibaki
- 職業・肩書
- 政治家 元ケニア大統領
- 国籍
- ケニア
- 生年月日
- 1931年11月15日
- 出生地
- 英領ケニア・ニエリ(ケニア)
- 本名
- Kibaki,Mwai Emilio Stanley
- 学歴
- マケレレ大学(ウガンダ)卒,ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)公共財政学専攻卒
- 経歴
- ケニア最大の民族・キクユ族の農家に生まれる。ウガンダ、英国で学び、1959〜60年母校のマケレレ大学で経済学を教える。ケニア独立運動から政治活動に入り、’63年ケニア・アフリカ民族同盟(KANU)から国会議員に当選。初代ケニア大統領のケニヤッタ政権で、通産相(’66〜69年)、財政相(’69〜78年)などを歴任。’78年の大統領の死後にはモイ副大統領を支持し、同年〜’88年モイ政権の副大統領を務める。’91年野党・民主党を結成、党首。’92年、’97年大統領選で敗北。2002年12月野党連合・国民虹の連合(NARC)の候補として大統領選に当選し、ケニア初の政権交代を実現。2007年12月国民統一党(PNU)党首として大統領選に挑み勝利宣言するも、対立候補オディンガから不正告発があり、キクユ人とルオ人との民族紛争に発展。アナン元国連事務総長の仲介で両者は和解。首相職を新設し、オディンガを同職に就けた。2012年の大統領選には出馬せず、2013年引退。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報