メクレンブルクフォアポンメルン州(読み)メクレンブルクフォアポンメルン(その他表記)Mecklenburg-Vorpommern

デジタル大辞泉 の解説

メクレンブルク‐フォアポンメルン(Mecklenburg-Vorpommern)

ドイツ北東部の州。州都シュウェーリン。1949年から1990年まで旧東ドイツに属した。バルト海に面し、ロストックシュトラルズントウィスマールなどの港湾都市が多い。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

メクレンブルクフォアポンメルン〔州〕
メクレンブルクフォアポンメルン
Mecklenburg-Vorpommern

ドイツ北東部の州。州都シュウェリン。バルト海沿岸を占め,東はポーランドと接する。 1348年に成立したメクレンブルク公国の領域であり,1934年にはメクレンブルク州を形成した。第2次世界大戦後,オーデル川右岸のポンメルン (ポーランド語ではポモージュ,英語ではポメラニア) はポーランド領となった。 52年東ドイツ領のロストク,シュウェリン,ノイブランデンブルクの3県に分割されたが,90年東西ドイツ統合に伴い,メクレンブルクフォア (前) ポンメルン州として再構成された。ドイツで最も人口希薄な地方。おもな都市はシュウェリンのほか,海港都市ウィスマールとロストク。ワルノー川が主要な川であるが,南西部はエルベ川流域に属する。ライムギコムギサトウダイコン,ジャガイモなどの栽培,ヒツジ,ウシ,ウマの飼育など農牧業を主とするが,土地はやせており,マツ林や湖沼,砂丘地が多い。面積 2万3185km2。人口 165万1216(2010推計)。

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