メタ・ミュージック(その他表記)meta-music; Metamusik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メタ・ミュージック」の意味・わかりやすい解説

メタ・ミュージック
meta-music; Metamusik

音楽自体を対象として,その基礎づけを行なう音楽のことで,音楽とは何かという問題,あるいは音楽が成立する場とは何かという問題について積極的な問いかけをはらんだ音楽のことを指す。もともと西ドイツの作曲家たちが用い始めたもの。芸術化された西洋音楽枠組みにとどまらず,巨視的な視点から非西洋的音楽,あるいは民俗音楽における音楽の在り方を取り入れた作品によって,根源的な問題提起をする場合が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む