最新 地学事典 「メタ燐灰ウラン石」の解説
メタりんかいウランせき
メタ燐灰ウラン石
metaautunite
化学組成Ca(UO2)2(PO4)2・2~6H2Oの鉱物。正方晶系(meta-autunite-9Å),空間群P4/nmm,単位格子中1分子含む。格子定数a0.6988nm, c0.8459。りん灰ウラン石の脱水した仮晶として存在。ふつう四角板状結晶。黄~黄緑色,半透明~不透明,真珠~土状光沢。劈開{001}に完全,{100}に不明瞭。硬度2~2.5,比重3.5。薄片では無~黄色,屈折率ω1.595~1.613, ε1.585~1.600,一軸性負,二軸性正(2V0°~20°)のものがあるが,これは直方型(meta-autunite-8Å)か。紫外線で黄緑色の蛍光を発する。りん灰ウラン石を空気中に置いておくとできる。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

