メニッポス風サトゥラ(読み)メニッポスふうサトゥラ(英語表記)Satura Menippea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メニッポス風サトゥラ」の意味・わかりやすい解説

メニッポス風サトゥラ
メニッポスふうサトゥラ
Satura Menippea

ギリシアのキュニコス派哲学者メニッポスがその対話体の風刺的批評文に用いた散文韻文の混合した文体ローマウァロがこれを応用して,150巻の随筆集『メニッポス風サトゥラ』を著わし有名になり,ローマのサトゥラ発展にも貢献した。ガダラメレアグロスペトロニウス,ルキアノスらもこの文体を用いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android