ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メニッポス風サトゥラ」の意味・わかりやすい解説 メニッポス風サトゥラメニッポスふうサトゥラSatura Menippea ギリシアのキュニコス派哲学者メニッポスがその対話体の風刺的批評文に用いた散文と韻文の混合した文体。ローマのウァロがこれを応用して,150巻の随筆集『メニッポス風サトゥラ』を著わし有名になり,ローマのサトゥラの発展にも貢献した。ガダラのメレアグロス,ペトロニウス,ルキアノスらもこの文体を用いた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by