メリヤス編み(読み)メリヤスアミ

デジタル大辞泉 「メリヤス編み」の意味・読み・例文・類語

メリヤス‐あみ【メリヤス編み】

編み物の基本的な編み方で、1本の糸で一つ輪奈わなをつくり、次の輪奈を入れてすくい出し、これを連続させるもの。表と裏の編み目が異なり、伸縮性にすぐれる。天竺てんじく編み。平編み
[類語]手編み機械編み鉤針編み鎖編み棒針編み表編み裏編みゴム編み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「メリヤス編み」の意味・読み・例文・類語

メリヤス‐あみ【メリヤス編】

  1. 〘 名詞 〙 糸をたて(経メリヤス)またはよこ(緯メリヤス)に渡しながら輪奈を作り、その輪奈に次の段の糸を同じく輪奈を作りながらくぐらせていく操作を連続する編み方。平編み。
    1. [初出の実例]「夏手袋を作るには編針は針を用ひメリヤス編の如く糸を掛け」(出典:毛糸編物独案内(1888)〈浜田兼次郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android