モセウシナイ(読み)もせうしない

日本歴史地名大系 「モセウシナイ」の解説

モセウシナイ
もせうしない

アイヌ語に由来する地名。本来は河川名だったと思われるが、コタン名としても記録されている。当地一帯は近代に入り歌別うたべつ村に包含された。仮名表記は「モセウシナイ」(廻浦日記)のほか「モセウスナイ」(観国録)、「モウセウシナイ」(板本「東蝦夷日誌」)などもある。漢字表記は「茂背牛内」「茂勢牛内」(野作東部日記)がみられる。語義について板本「東蝦夷日誌」は「蕁麻いたいたくさ多き儀」、「廻浦日記」は「草苅沢と云事の由」とし、「野作東部日記」には「茂背ハ苅草ヲ云、ウスハ例ノヨロシキヲ云、内ハ沢ナリ、苅草スルニヨロシト云義ナリ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む