もたつき

精選版 日本国語大辞典 「もたつき」の意味・読み・例文・類語

もた‐つき

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事が思うようにはかどらないこと。
    1. [初出の実例]「いつものもたつきが整理されて明るさが出ているとおもう」(出典:樹影(1972)〈佐多稲子〉一三)
  3. 男女がむつまじげにふざけ合うこと。
    1. [初出の実例]「初代春水がものせし粋書の如く、男女の引張措(モタツキ)に稍、不怪気(あやしげ)なる界へ至り」(出典人情本・春情花の朧夜(1860頃か)叙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android