朧夜(読み)オボロヨ

デジタル大辞泉 「朧夜」の意味・読み・例文・類語

おぼろ‐よ【×朧夜】

おぼろ月の夜。 春》「―や南下りにひがし山/几董
[類語]月夜おぼろ月夜夕月夜星月夜雪月夜宵月夜薄月夜十三夜十五夜十六夜

ろう‐や【×朧夜】

月のおぼろな夜。おぼろよ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朧夜」の意味・読み・例文・類語

おぼろ‐よ【朧夜】

〘名〙 =おぼろづきよ(朧月夜)《季・春》
古今六帖(976‐987頃)五「すみぞめのたそかれどきのおぼろよにありこし君にさやにあひみつ」

ろう‐や【朧夜】

〘名〙 月がほのかにかすんで見える夜。おぼろ月夜。

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