現代外国人名録2016 「モハメドラシュワン」の解説
モハメド ラシュワン
Mohamed Ali Rashwan
- 職業・肩書
- 柔道家 ロス五輪柔道男子無差別級銀メダリスト
- 国籍
- エジプト
- 出生地
- アレクサンドリア
- 受賞
- ユネスコ・フェアプレー賞〔1984年〕
- 経歴
- 14歳で柔道を始める。19歳の時から山本信明師範に師事。1984年28歳で出場したロス五輪無差別級決勝で山下泰裕選手と対戦。負傷した山下選手の右足を狙わず正面から戦いを挑み、寝技で敗れて銀メダルとなったが、そのフェアプレー精神は多くの人々に感動を与え、ユネスコからフェアプレー賞を贈られた。’88年ソウル五輪にも出場。’92年5月現役引退。エジプトでは“スポーツマン精神を発揮した国民的ヒーロー”として知られる。2010年にはラシュワン・スポーツマンシップ賞が創設された。妻は日本人。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報