モヨバンバ(その他表記)Moyobamba

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モヨバンバ」の意味・わかりやすい解説

モヨバンバ
Moyobamba

ペルー北部,サンマルティン県の県都。熱帯雨林におおわれたアンデス山脈東斜面にあり,アマゾン川水系ワヤガ川の支流マヨ川を見おろす急崖の上に位置する。標高約 860m。インカ帝国の集落があった地にスペイン人によって建設された古い町で,植民地時代には重要な商業中心地であった。現在は周辺に広がる農業地帯の中心地で,綿花,サトウキビ,タバコ,カカオ,米などを集散し,アルコール,蒸留酒,ぶどう酒,パナマ帽などを製造する。近くに温泉,金鉱,および小規模ながら油田がある。長い間周辺地域から孤立していたが,1970年代初め道路が通じ,アンデス山中のカハマルカ,チャチャポヤス方面,および東のアマゾン低地と結ばれた。人口2万 6000 (1990推計) 。

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