ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤケアトツムタケ」の意味・わかりやすい解説 ヤケアトツムタケ(焼跡紡錘茸)ヤケアトツムタケPholiota carbonaria 担子菌類マツタケ目モエギタケ科。森林の焼け跡,焚火跡などの材や木株の周囲に発生する。傘は径1~4cm,肉質で丸山形,のちに平らに開き中央がわずかに盛上がる。帯赤暗褐色。ひだは密で淡灰褐色または褐色となる。柄は太さ 0.3~0.5cm,高さ 1.5~5cm,中空で暗褐色。胞子紋は汚灰褐色。食べられる。本州に産し,北アメリカ,南アメリカ,ヨーロッパ,アフリカにも分布する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by