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やけどと皮膚がん やけどとひふがん

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家庭医学館の解説

やけどとひふがん【やけどと皮膚がん】

 やけどの瘢痕(はんこん)から皮膚がんが発生しやすいことがわかっています。とくに有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)がんと呼ばれる種類のものが多く、基底(きてい)細胞がんや肉腫(にくしゅ)もまれにみられます。
 自然発生した皮膚がんは、一般に頭部、顔面など、くびより上に多く発生しますが、やけど後の皮膚がんは四肢(しし)に多くみられます。
 やけどをしてからがんが発生するまでの期間は30~40年の長期間を要するのがふつうですが、1年以内の短期間で発生することもあります。
 症状は2つに大別されます。
 1つは潰瘍型(かいようがた)です。これは不規則な凹凸(おうとつ)があり、周囲が盛り上がっていたり、感染をおこして悪臭をともなうこともあります。
 もう1つは増殖型(ぞうしょくがた)です。これは患部がカリフラワーのように盛り上がるものです。
 治療としては、広範囲切除や皮膚移植(ひふいしょく)などの外科療法と化学療法が行なわれます。
 熱傷による瘢痕が強度なものほど、がん発生の母地(ぼち)になる可能性が高いため、重度なやけどを負った場合は、やけどの治療後も継続して診察を受けることがたいせつです。

出典|小学館
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