精選版 日本国語大辞典 「やっさ」の意味・読み・例文・類語 やっ‐さ [ 1 ] 〘 感動詞 〙 はやしたてる掛け声。また、踊りなどの囃子詞(はやしことば)。[初出の実例]「情を出す樽がみゆるとやッさのゑい」(出典:雑俳・西国船(1702))[ 2 ] 〘 名詞 〙 ( 「やっさもっさ」の略 ) =やっさもっさ[ 一 ][初出の実例]「産度のやっさにこりず又やっさ」(出典:雑俳・わかみどり(1716‐36))[ 3 ] 〘 副詞 〙 =やっさもっさ[ 二 ][初出の実例]「やっさと言ふのを聞いても居られねえ」(出典:人情本・萩の枝折(1818‐30)前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のやっさの言及 【小原節】より …《会津磐梯山》の小原庄助なる人物の姓も,このはやしことばが人名に感じられたところから生まれたものかもしれない。これと似た形にはほかにヤッサ(宮崎県の《安久(やつさ)節》)やアレサがある。【仲井 幸二郎】。… ※「やっさ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by