やはり野に置け蓮華草(読み)やはりのにおけれんげそう

ことわざを知る辞典 「やはり野に置け蓮華草」の解説

やはり野に置け蓮華草

蓮華草は野に咲いていてこそ美しいのだから、摘み取らないのがよい。草木も人も本来あるべき所でそのままでるのがよいというたとえ。

[解説] 遊女を身うけしようとした友を戒めて、播磨兵庫県)の瓢水という人が作ったといわれる俳句「手に取るなやはり野に置け蓮華草」の前半を略したもの。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android