デジタル大辞泉プラス 「やぶきた」の解説 やぶきた 茶の品種のひとつ。静岡県安倍郡有度村(現在の静岡市)で杉山彦三が選抜・育成した品種で、1953年に農林省登録品種に指定。現在日本で生産される緑茶の8割を占める。名称は、杉山が竹藪を開墾して茶畑をつくり、優良系統を選抜した際、藪の北側に植えたものを「やぶきた」、南側に植えたものを「やぶみなみ」と命名したことから。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報